会社の数字に苦手意識を持たれている経営者の方は多いです。
特に経理の言葉は普段使わない言葉が多いため、敷居が高いと感じるのでしょう。
ですが、数字に苦手意識を持つと、確認するクセがなかなかつきません。
会社の現状を把握するためにも、数字の確認は必要不可欠。
- 会計ソフトの資料をそのまま使わない
- ポイントを絞る
- 定期的に確認する
苦手意識を無くすためにも、これら3つをおススメします。
今回は「数字の苦手意識を無くすためにすべきこと」というお話です。
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会計ソフトの資料を使わない
経理をするうえで昔からある資料を使わないようにしましょう。
資料の形式が古臭く、分かりづらいからです。
- 試算表
- 総勘定元帳
- 補助元帳
- 仕訳帳
- 資金繰り表など
こういった資料は、手書き時代の名残が強く残っている形式で、
非常に見づらいのです。
- 借方
- 貸方
- 勘定科目
- 仕訳
- 振替伝票
と馴染みのない言葉もたくさん出てくるため、おススメはできません。
そのため、Excelで自分の見やすい資料を作成することをおススメします。
例えば、資金繰り表。
こういった資料を見ると、抵抗感を覚える方もいらっしゃるかと。
ですが、こういったグラフにしてみると視覚的に理解することができます。
ちょっと慣れたら、パッと見ただけで把握できるようになるでしょう。
Excelで自作の資料を作ると、資料の仕組みも同時に理解できるので一石二鳥です。
ポイントを絞る
チェックするポイントを絞って確認するようにすると、ハードルが下がるのでおススメです。
貸借対照表や損益計算書を見てみると、数字と文字がたくさんあるので、
どこを見れば良いのか分かりづらいと感じるでしょう。
これらの資料を見る際に、チェックすべきポイントを押さえておきましょう。
貸借対照表は、以下のポイントです。
- 現預金
- 借入金
- 純資産
現預金は、増減と平均月商との比較を確認しましょう。
「前月からの増減」、「期首からの増減」、「毎月の増減の流れ」、「平均月商との比較」などです。
借入金は、「現預金との比較」、「債務償還年数の確認」、「毎月の返済額と利益とのバランス」です。
純資産は、「増減」、「債務超過の有無」です。
損益計算書は、以下のポイントです。
- 簡易キャッシュフロー(当期純利益+減価償却費)
- 営業利益
- 経常利益
簡易キャッシュフローは、借入金を返済する力を確認することができます。
0より大きいことが前提です。
返済額との比較を忘れずに。
営業利益は、本業での儲けがどのくらいあるかを、
経常利益は、会社全体の儲けがどのくらいあるかを確認できます。
もちろん、人によってチェックするポイントは違いますが、
見るべきところを押さえておくと、数字へのハードルが低くなります。
少しずつ慣れていくと、他の所にも意識が向いていきます。
まずは、「絞る」ということを意識してみましょう。
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定期的に確認する
定期的に確認することも大切です。
半期に1回、1年に1回ではなく、毎月確認するようにしましょう。
そのためにもは、毎日経理をしていることが欠かせません。
「慣れる」、「習慣化」という意味でも、単純に回数を増やせば効果が上がります。
まとめ
今回は「数字の苦手意識を無くすためにすべきこと」というお話でした。
苦手意識を無くすために以下の3つをおススメします。
- 会計ソフトの資料をそのまま使わない
- ポイントを絞る
- 定期的に確認する
どれか1つというわけではなく、3つを同時にすると効果が出やすいかと。
【ログ帳】
昨日は、朝にウォーキングとブログ更新。
その後は、税理士業を。
お客様と打ち合わせでした。