世の中には「これを使えば簡単にできる」というような言葉があります。
経理も同じようなことを言われる場面が…。
ですが、本質的なところをしっかりと見ることを忘れてはいけません。
今回は「経理は簡単!?:本質をしっかりと見る鍛錬」というお話です。
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調べれば情報が出てくる時代
今の世の中、調べれば大抵の情報が出てきます。
特にインターネットが普及してからは「検索」が主流になりました。
検索をすれば、必要な情報を瞬時にキャッチすることができます。
もちろん、経理の情報もです。
また、クラウド会計ソフトなどの登場で以前よりは取引を記録することはラクになったように感じます。
それは素晴らしいことであり、重要なことでもあります。
ですが、効率化はされても、簡単になったわけではありません。
経理の本質は取引を登録することではなく、会社の数字を把握すること。
何事もプロセスの効率化に焦点が当たることが多いですが、何のためにやっているのかということを忘れてはいけません。
取引の登録は過程であり、その後の行動が重要なのです。
- 異常値はないか?
- おカネは増えたのか減ったのか?なぜ?
- 前期と比べてどうなのか?など
こういったことを確認し、それを活かすことが大切。
それは「簡単」ではなく、日々の鍛錬が必要であるということも忘れてはいけません。
そのため、日頃から経理の習慣を持つことをおすすめしています。
まとめてやろうとすると忘れてしまいますし、日々の変化に気づきにくくなります。。
生成AIに聞けばいい!?
最近では生成AIが発達しました。
生成AIは便利で、「困ったことがあればとりあえず生成AIに聞いてみよう」と考える方も増えたのではないでしょうか!?
私自身、プログラミングやちょっとした調べ事などであれば生成AIの方が早いですから活用しています。
プログラミングへの影響力はかなりあったのかなと。
今までは調べながら手入力していたプログラミングですが、生成AIに記述を依頼することでより早くプログラミングができるようになりました。
なんとなく使ってみたら、なんとなく動いたということもあるでしょう。
ですが、ここでも大事なのはその生成AIが作成したプログラミングが本当に正しいかどうか把握できることです。
一番大切なのはプログラミングを作成することではなく、プログラミングが正しく機能するかということ。
生成AIを利用することは今の時代大切なことですが、その本質的なところをしっかりと理解することが欠かせません。
プロンプトの入れ方で回答も大きく変化しますから。
(私自身、得意ではないですが少しずつ勉強しています。)
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本質を理解するためには鍛錬が必要
物事には目的やルールがあります。
それを理解するためにはそれなりの鍛錬が必要です。
決してラクなことではありません。
以前に比べると技術が発展して、入り口のハードルは非常に低くなったように思います。
ですが、それは簡単になったのではなくハードルが低くなったというだけのもの。
「なぜそれをやっているのか?」や「なぜそうなっているのか?」ということを理解するためにも「簡単」という言葉だけで片づけるようなことはしないようにしたいものです。
実は、子どもに算数を教えているときにふと思ったことでした。
私自身が「簡単やろ!?」と言ってしまっていたのです。
思えば「簡単」という言葉に逃げていただけなのかなと。
本質的な部分を理解できていないから、私自身がうまく教えられていなかったのかなと。
「理解しているつもり」「分かっているつもり」など「○○のつもり」って意外と多いように思います。
しっかりと本質を理解するための鍛錬を欠かさないようにしたいものです。
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昨日は、朝にブログを更新。
その後は、オフ。
家族で外出を。

