誰のための経理？

事務的な仕事が多く後回しにしてしまいがちな経理。

売上に直接的につながらないため、軽視されてしまいます。

ですが、経理は毎日少しずつ行うことをおススメしています。

税務署のため？

税金を計算するために、義務付けられていることから経理をしているという方は多いと思います。

決算をして最終的な数字を確定させ、税務署に提出する。

義務的な要素が多く、精神的にこの割合が多くなると経理は特に後回しにされがちになります。

数字を活かすというより、税額を確定させるためにのみ行っているからです。

金融機関のため？

融資を受ける場合に必要となってくる決算書や試算表。

ゆえに、金融機関に資料を提出するために経理をする必要が出てきます。

事業の資金繰りに関わる部分になるため、比較的前向きに取り組むことが多いです。

ですが、提出を求められた時点で経理を後回しにしていては、適時に必要な資料を提出することが出来ません。

これにより、資金繰りに大きく影響が出てくる可能性が高くなります。

この問題は、日々経理をすることで解消されます。

ですが、やはり義務的な要素を感じてしまいます。

自分自身のため

上記2点の考え方は、経理を前向きにするというよりは、義務的な一面が強いです。

それゆえ、経理を行っても数字を活かすことが出来ません。

経理を自分自身で行い、数字を確認することによって数字に強くなります。

また、将来の予測をたてることによって、物理的にも精神的にもリスクヘッジになると考えます。

私は、普段からExcelを使って簡単なシミュレーションをします。

会計ソフトは、シミュレーションがしづらいです…

数字に強くなり、丸投げでは得ることができない有用なスキルを手に入れましょう。

まとめ

ご自身で経理をして、先々の対策や投資のことを考えるとワクワクしますよね。

特にひとり社長や個人事業主の方におススメです。

数字の把握スピードを上げることでより、経営に経理をより活かせると感じます。

昔に比べ、手書きで書いたりしなくても、Excelやクラウド会計を使って効率的に経理はできます。

自分自身で経営の管理をして、数字にどんどん強くなりましょう。