経理は正確性を求められます。
日々の経理はもちろんですが、決算予測などの数値計画も非常に大事です。
それと同時にスピードも必要です。
2か月前の数字を見ても、まったく役に立たないので。
正確性とスピードの両方を求められる重要な仕事なのです。
とはいっても、正確性を求めすぎるとスピードは落ちます。
反対も然りです。
では、どのくらいバランスが丁度いいのでしょうか?
今回は「経理は正確性とスピード、どっちが大事?」というお話です。
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スピード7:正確性3
結論として、スピード7:正確性3ぐらいの割合が丁度いいのかなという印象です。
スピードをしっかりと意識しつつ、正確性を忘れずに経理をする感じです。
例えば試算表。
試算表は、前月のものを翌月の10日までには準備をしたいものです。
タイムリーな数字を見ることで、経営状態を把握することができるのです。
これが翌々月に作成されるようなら遅すぎるといっていいでしょう。
翌月の10日までに作成する場合、売上など自社から出す請求書は早めに数字が固まるでしょう。
問題になってくるのは、取引先からの資料です。
毎月取引がある会社であれば、どこが遅いか?を把握できていると思います。
(把握できていない場合は、把握するようにしましょう。)
可能であれば早めに資料をもらえないか交渉することも必要です。
紙の資料が郵送されている場合は、メールなどデータで貰うことでスピードを上げることができます。
納品書などがあれば、そこから数字を掴むこともできます。
経理をするうえで、「何に時間が掛かっているのか?」をしっかりと把握することが大切です。
原因が分からないことが1番問題になのです。
そのうえで効率化をしていくことが必要です。
上述した紙の資料をメールで貰うことも、一言伝えるだけで大きく変わることもあります。
取引先もメールの方が助かるという場合も意外とあるものです。
普段の業務の流れをしっかりと見直しましょう。
細かくなり過ぎない
経理をしていると細かくなり過ぎることがあります。
そのため、数字が中々固まらないのです。
10年以上前、経理の仕事をしていた頃です。
私自身、数字に細かくなり過ぎて、月次の数字が固まらないという状況に陥っていました。
というより、「どのタイミングで月次を締めればいいのか?」が分からなかったのです。
あの頃は迷走していました。
上司に細かな数字でも漏れがあると、別室で長時間のお説教されていたので尚更だったのでしょう。
そのため、「月次を締める」ことに少し恐怖すら覚えていました。
重要なのは大きな数字を見逃さないことです。
細かな数字(数円単位)まで月次の段階で固めようとすると、なかなか月次が締まりません。
(もちろん、最終的な決算ではしっかりと数字を固めます。)
1番重要なのはタイムリーな数字の把握です。
小さな穴を見すぎると肝心なところを見逃します。
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毎日の経理が大切
「毎日の経理」をしていますか?
スピードを上げるうえで、非常に重要な事です。
人間は忘れる生き物。
そのため、日々の記録が大切になります。
(このブログのネタも思いついたら、すぐに記録をしています。)
経理も同様です。
数字の漏れを無くす方法として、「毎日の経理」が1番有効と考えています。
毎日すれば、時間もそんなに掛かりません。
これを後からまとめてやろうとすると、かなり面倒です。
何より「思い出す」という余計な時間を使うので、毎日経理をしている場合と比べて遅くなるのです。
「思い出す」時間は、意外と掛かります。
「この金額、何の分やったかなー?」
「あの資料、どこにしまったかなー?」など。
この無駄な時間を無くすためにも「毎日の経理」を忘れずにやっていきましょう。
まとめ
今回は「経理は正確性とスピード、どっちが大事?」というお話でした。
スピード7:正確性3を意識しましょう。
細かくなり過ぎず、大きな数字を見逃さないことが大切です。
また、「毎日の経理」をすることでスピードも正確性も上げることができます。
余計な「思い出す」時間を作らないことが大切なのです。
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昨日は、朝に筋トレとブログ更新。
その後、ホームページの更新と税理士業を。
夕飯は、ハンバーグでした。