資金が多ければ融資は必要ない!?

※余裕を感じるゴリラの貫禄

「うちの会社は資金に余裕があるから融資は必要ない。」
と考えることもあれば、
「資金に余裕があるから融資はいらないのでは!?」
と金融機関から言われることもあるでしょう。

本当に手元の資金だけで余裕があるのでしょうか?
必要以上に心配はいらないですが、やはり見極めておく必要があります。
「絶対」はありませんから。
手元資金が多いことに越したことはありません。

今回は「資金が多ければ融資は必要ない!?」というお話です。

目次

資金が多いので融資は必要ないのでは!?

資金に余裕があれば融資を受ける必要性はないのでしょうか!?
融資を申し込むと金融機関からも「手元の資金が多いので融資は必要ないのでは!?」ということを言われることがあります。
そこで「そうですね…。」とならないためにも資金使途を明確にしておきましょう。

「設備資金」の申し込みの場合も「運転資金」の申し込みの場合も必要なのは、なぜ必要なのか?は非常に重要になってきます。
「売上が急激に増加しているために、増加運転資金が必要。」など。

手元の資金が多い場合でも、「手元の資金に加えて、安全な経営をするために融資を受けたい。」という旨をしっかりと伝えましょう。
このとき、資金繰り予定表と併せて説明することをおススメします。

資金繰り予定表で実際の資金の動きを説明しながら伝えることで、金融機関にも伝わりやすくなります。
詳細な資料を作成することで、審査をする場合にも稟議書を書きやすくなります。

ではどのくらいのお金が必要なのでしょうか!?
総資産の30%以上の現預金を保有しておくというのも1つの指標になるでしょう。
ですが、1番重要なのは、資金繰り予定表を使って資金の動きをシミュレーションすることです。

利息は保険料と割り切る

「手元の資金を厚くするために融資を受けるということは重要です。」と言ってきましたが、この際に起きる問題が「利息の支払い」です。
確かにお金を借りれば「利息」が発生します。
資金に余裕があれば尚更「利息」を払うのはもったいないと感じるかもしれません。

手元の資金が多い場合は、経営状態が良好なときが多いでしょう。
経営状態が良好な時こそ、融資を申し込むチャンスでもあります。
お金を貸す立場として、経営状態が良好な会社の方が安心感があります。

逆に経営状態が悪くなれば、経営状態が良好なときに比べると融資は難しくなります。
あくまで「利息」は会社を経営するための「保険料」と割り切りましょう。
資金に余裕が出来れば、精神的にも楽になります。
そのための「保険料」です。

「利息」を心配するのではなく、無計画な出費に注意することが1番重要です。
そのためにも計画をしっかりと立てて、進むべき道をしっかりと見定めることが必要なのです。

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まとめ

今回は「資金が多ければ融資は必要ない!?」というお話でした。
手元の資金はあることに越したことはありません。
そのために資金使途は明確にしましょう。
金融機関に説明をする際には、資金繰り予定表を使って説明することをおススメします。


【ログ帳】
昨日は、妻と買い物へ。
その後は、ホームページ用の写真撮影を。
夕方は、娘の予防接種のため近くの病院へ。

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