個人事業主の確定申告の事前準備と利益予測のコツ

梅雨の時期ですね。
2025年も6月まできました。

「もう6月」という方もいれば、
「まだ6月」という方もいらっしゃるかと。

どちらにせよ確定申告の準備は早め早めが大切です。
事前に準備がなければ、対策を打ちようがありません。

今回は「個人事業主の確定申告の事前準備と利益予測のコツ」というお話です。

確定申告で慌てないための事前準備

確定申告の締め切りは例年3月15日。
この時期に慌てないようにするためには、事前の準備が必要です。

まずは確定申告のチェックリストを作成することをおススメします。
時間だけが過ぎていくということだけは避けたいものです。

事前に何が必要なのかを把握しておくと、行動しやすくなりますし、
ゴールが明確になります。

チェックリストは、毎年使用します。
そのため、何度も使えない紙での作成はおススメしません。

私はチェックリストにGoogleKeepを活用しています。

GoogleKeepを開き、「新しいリスト」をクリックすれば、チェックリストを即座に作成することが可能です。

また、チェック済にしても、チェック済の項目がチェックリストの下に残っているので、
確定申告が終わったら、次の年のためにまたチェックを外せば再利用が可能になります。

毎年、少しずつアップデートしていくことをおススメします。

日々の経理習慣が確定申告をラクにする

日頃から経理をする習慣がついていますか！？
「面倒」なステップが多い経理。
そのため、後回しにされがちです。

ですが、後回し後回しにしていると、
確定申告の時期に慌てる原因となります。

また、「人間は忘れる生き物」。
ちょっと前のことですら、すぐに忘れてしまいます。
数か月も前になると、思い出すのは困難かと。

毎日、数分でも良いので、
記録する習慣を持つようにすることをおススメします。

効率的に経理をするのであれば、「データでの取引」を意識することが大切です。
ネットバンク、キャッシュレス、資料はデータでの受領を心掛けると経理が楽になります。

経理をする場合は、以下の記載を忘れないようにしましょう。

• 日付
• 相手方の名称
• 内容
• 金額

「整然と、かつ、明瞭に記録」ということが求められるのです。

確定申告の利益予測には推移表

経理の習慣がついていれば、損益を確認することができるようになります。

人によって見方は様々ですが、私は推移表をおススメしています。

推移表とは、上の画像のように月ごとの損益を確認できる資料になります。
もちろん、その他試算表等でも確認はできますが、こちらの資料が1番分かりやすいです。

ですが、会計ソフトでシミュレーションをするには限界があります。
そういった場合に活躍するのがExcelです。

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上の記事では、freeeを活用していますが、
その他の会計ソフトでも十分応用できます。

12月末時点で、利益がどのくらいになるのか？を早めに把握することで、
対策も打ちやすくなります。

推移表と併せて、税額の計算もできるようにしておけば、
より具体的にイメージしやすくなります。

まとめ

今回は「個人事業主の確定申告の事前準備と利益予測のコツ」というお話でした。

• 慌てないための習慣
• 経理の習慣
• 利益予測には推移表の活用

確定申告時期に慌てないためにも、早め早めから準備をしておくことが大切です。

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【ログ帳】
昨日は、朝にブログを更新。
その後は外出し、書店へ。
近くのカフェでKindleの執筆をしました。