「借金」と「融資」を切り分けるという考え方

「借金」は悪いという考え方は古くからあります。
ですが、事業をおこなううえでの「融資」と混同しないことが大切です。

「借金」=「悪」という考え方を会社経営に持ち込むと、会社を危険に晒す可能性も出てきます。

今回は「「借金」と「融資」を切り分けるという考え方」というお話です。

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目次

「借金」と「融資」

「借金」と「融資」、あくまで両社とも返済する力があるということが前提です。

「借金」と聞くとどのようなことを思い浮かべるでしょうか!?
住宅ローン、車のローン、リボ払いなどでしょう。
「借金」という言葉は、消費性の資金を借りた際に使われること多いです。

プライベートの生活を豊かにするために、無理のない範囲で借りることが前提となっています。

「融資」と聞くとどうでしょう!?
お金を借りるという面では、まったく同じと考えられます。
ですが、目的が違ってきます。

「融資」は、あくまで事業性の資金の借入であり、会社への将来の投資という考える必要があるのです。
事業となると、個人で貰うお給料とは違い、事業規模、事業の成長状況などを考慮して資金を保有しておくことが大切になってきます。
そこを見誤ると、会社を危険に晒す可能性も出てきます。

融資を積極的に検討する

なぜ融資を受ける方が良いのか!?
以下のような理由が挙げられます。

  • 成長機会
  • 本業に集中できる
  • 金融機関との繋がり

成長機会

事業を経営するうえで、事業のどのように成長させていくかを考えるでしょう。
そのためには、多くの資金が必要になることが多いです。
最初から資金が潤沢にあれば問題ないですが、ほとんどの場合はそうはいかないでしょう。

成長の機会があっても、資金が無ければ、その機会を逃すことになるのです。
事業をすると、経費が先行し、後から売上が入金するパターンが多いでしょう。
成長すれば、先行する経費も増えていくことを把握しておきましょう。

本業に集中できる

資金が不足していれば、経営者は常に資金繰りに不安を感じながら経営をしなければなりません。
本業に集中できなければ、思うように結果が出せないということも考えられます。
結果が出ないことで、更に資金繰りが悪くなるという悪循環に陥る可能性もあるでしょう。

金融機関との繋がり

融資を受けようと思うと、業績が良いことが重要です。
返済できることが前提となりますので。

業績が悪くなってから融資を受けようと考えると、やはり難しくなります。
今までに融資を受けたことがない一見のお客様だと尚更でしょう。
金融機関との繋がりを作る意味でも、融資を受けることを検討することが大切です。

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まとめ

今回は「「借金」と「融資」を切り分けるという考え方」というお話でした。

事業をするうえで「借金」と「融資」を切り分けて考えることが大切です。
資金余力を持つことを意識しましょう。

目標は、平均月商の6か月分です。
「自社が後どのくらいの資金を保有すべきか?」の目安にすると良いでしょう。


【ログ帳】
昨日は、朝にウォーキングとブログ更新。
その後は外出をしました。
帰宅後に税理士業を。

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この記事を書いた人

廣瀬 充(ひろせ みつる)

自由に働くための土台づくりを、時間・習慣・おカネの視点から発信するひとり税理士。

独立後に実感したのは、
成果の差は才能よりも「日々の積み重ね」で決まるということ。
派手さはないが、確実に差がつく行動を重視。

おカネは会社の生命線。
利益が出ていても、手元におカネがなければ不安は消えない。
融資や資金繰りは、経営を守るための「守り」であり、挑戦するための「余白」。
困ってから借りるのではなく、余裕があるときに借りる考え方を大切にしている。

税理士/銀行融資診断士/元経理マン。

■著書
→中小企業経営者のための融資超入門(Kindle出版)。
→資金繰りを考えなくていい会社のつくり方(Kindle出版)。

大分県由布市在住。
1988年10月1日生まれ。
ブログ毎日更新。
メルマガ毎日更新。

妻と5人の子どもがいる、にぎやかな家庭。

詳しくはプロフィール

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