銀行融資は、中小企業にとって重要な資金調達手段です。
資金繰りを円滑化させるためにも、銀行融資をうけることを検討しておきたいものです。
ですが、資金が必要になって、突然「融資を受けたい!」と言っても、
簡単に受けれらるものではありません。
銀行融資を円滑に受けるためには、日頃からの習慣を大切にしたいものです。
今回は「銀行融資を円滑に進めるための3つの習慣」というお話です。
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日々の経理(実績の確認・決算予測)
1つめの習慣は「日々の経理」です。
銀行融資を必要なタイミングで受けるためには、経理が欠かせません。
銀行融資を受ける際に、必要となってくるのが、
数字に関する資料です。
- 決算書
- 試算表
- 資金繰り表など
これらは、日頃から経理をしていなければ、作成することができません。
ですが、経理は手間がかかるもの。
一気にやろうとすると大変。
かと言って、毎日するのは面倒です。
また、売上に直接影響するものではないので、後回しにされがちになります。
ですが、銀行融資を受けることを検討するのであれば、
日頃から経理をすることをおススメします。
経理は、経営管理の略。
自社の管理ができなければ、銀行融資を受けることは難しくなります。
また、日頃から経理をすることで、将来の数字を予測しやすくなります。
決算時の数字や納税予測など。
早めに確認することで、早めの対処ができることも忘れてはいけません。
面倒と思われる経理ですが、効率化をしやすい部分でもあります。
まずは、現金取引を減らすことから始めることをおススメします。
計画を作成する
2つめが「計画を作成する」です。
過去の数字を確認する習慣ができれば、次は、将来の数字を作成していくことをおススメします。
経理は、税務申告があるため、最終的には強制でやる必要があります。
ですが、計画を作成する行為は必須ではありません。
そのため、計画を作成されている方が非常に少ないのが現実です。
まずは、翌期1年分の計画を作成してみることをおススメします。
- 損益計画
- 資金繰り計画
これらをワンセットで作成することが大切です。
損益計画が無ければ、資金繰り計画を作成することはできません。
この資金繰り計画を基に、将来必要となる資金を銀行に前もって伝えることが大切なのです。
事前に、資金需要を伝えることができるのは大きな強みとなります。
計画を作成する際に、注意が必要なのが、
希望的観測を入れないということです。
なぜ計画の数字になるのか?そして、計画を達成するためにどういった行動をとるのか?を明確にしておきたいものです。
定期的に銀行に報告する
3つめは「定期的に銀行に報告する」です。
銀行には会社の業績を定期的に報告しましょう。
報告のタイミングとして、おススメなのは決算報告です。
決算報告をする際に、前述した「計画」を提出することをおススメします。
資金需要を伝えることができる絶好の機会です。
その後は、四半期に一度の報告を心掛けてみましょう。
業績を定期的に開示することで、銀行から信頼されますし、
それを基に融資提案を受ける可能性も出てきます。
銀行融資を受ける受けないは別として、資金調達の選択肢があることは決して悪いことではないでしょう。
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まとめ
今回は「銀行融資を円滑に進めるための3つの習慣」というお話でした。
銀行融資は、中小企業の資金繰りに大きな影響を与えます。
ゆえに、日頃からの習慣が非常に大切です。
- 日々の経理(実績の確認・決算予測)
- 計画を作成する
- 定期的に銀行に報告する
これらを習慣的に実施することをおススメします。
【ログ帳】
昨日は、朝にブログを更新。
その後は、オフ。
家族でBBQをしました。