独立後は、大きな自由が手に入る一方で、
不安もあります。
特に、独立前のような毎月決まった日に給料が入るという「当たり前」が無くなるのは大きな変化です。
ただ、この不安は無くならないですし、
これからも完全に消えることはないでしょう。
無くすことを意識するより、うまく付き合うことを意識したいものです。
今回は「独立後、不安とうまく付き合っていくためのおカネの習慣」というお話です。
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おカネの不安は「見えていないこと」から生まれる
おカネの不安というと、
「売上が足りない」「利益が少ない」
といった点に目が向きがちです。
もちろん、それも間違いではありません。
ですが、それ以前に大切なのは、
「今どうなっているか分からない状態」をなくすことです。
例えば、
・今、手元にいくらあるのか
・このペースでいくと、何か月持つのか
・先の支払いを考えると、実質いくら残るのか
こうしたことが曖昧なままだと、頭の中で最悪のシナリオだけが膨らんでいきます。
そうならないためにも、定期的におカネの流れを確認する習慣を持っておきたいところです。
おカネの流れを把握するうえで、資金繰り表が大切な資料となります。
ですが、資金繰り表というと、
「経常収支」「設備収支」「財務収支」と分かれていて、
表も細かく、ハードルが高いと感じる方もいらっしゃるかと。
慣れないうちは、毎月の収入と支出を把握するだけでも十分です。
そして大切なのは、「今」だけでなく「将来」の収支も同時に見ること。
現状から将来のおカネの流れを把握し、毎月、計画と実績の差異を確認していく。
これを繰り返すことで、計画の精度が上がり、
将来のおカネの流れが「見える状態」になっていきます。
利益より「おカネ」を意識
おカネの流れを把握できるようになったら、次に意識したいのが「何を基準に見るか」です。
事業を始めると、どうしても売上や利益ばかりに集中してしまう傾向があります。
ですが、まず意識したいのは、
手元の現金預金をしっかり把握すること。
利益より「おカネ」を意識する、という考え方です。
家計では、手元にいくらあるかを把握するのは当たり前。
ところが事業になると、途端に利益ばかりを見てしまう方が少なくありません。
ですが、安心感をつくるのは利益ではなく、
実際に使えるおカネです。
資金繰りを良くするためには、早め早めの行動が欠かせません。
銀行からの借入を検討することも選択肢の一つです。
独立前・独立初期であれば、日本政策金融公庫の創業融資を活用することも考えたいところ。
「おカネを借りること」にあまり良いイメージを持っていない方も多いと思います。
抵抗を感じるのは自然なことといえるでしょう。
ですが、事業を継続するための借入は、
生活費の借金とは意味合いがまったく違います。
おカネがなければ、事業は続けられない。
そして借入は、事業を前に進めるための手段でもあります。
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不安になってから考えない仕組み
不安は無くなるものではありません。
ですが、早めに把握できていれば、具体的な行動につながります。
大切なのは、とにかく「早め」。
資金繰りを考えるうえで、行動が遅くなることは悪手です。
不安が限界になってから動くと、選択肢は一気に狭まります。
だからこそ、不安になる前からおカネの状況を把握し、
早めに対策を検討する。
これが、不安とうまく付き合っていくための仕組みです。
不安をゼロにすることはできません。
ですが、不安をコントロールできる状態をつくることはできます。
独立後に必要なのは、不安を消すことではなく、
不安に振り回されないためのおカネの習慣です。
「もう少し、早ければ…」ということは、資金繰りの相談を受ける中で、
決して珍しいことではありません。
だからこそ、早めの予防ができるように、
このブログやnoteでの発信、スポット相談などでもお伝えするようにしています。
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【ログ帳】
昨日は、朝にブログを更新。
その後は、Kindle本の執筆をしました。
午後は税理士業と途中に買い物へ。

