数値計画を作成する理由はさまざまです。
理由を挙げればキリがありませんが、今回は「資金繰りの観点」からお伝えします。
会社経営において最も重要なのは、「おカネが回り続けること」。
どれだけ利益が出ていても、おカネがなくなれば会社は続きません。
今回は「資金繰りの観点から数値計画を作成しておきたい理由」というお話です。
将来の資金繰りを予測するため
1つめは、「将来の資金繰りを予測するため」です。
資金繰り予定表を作成するには、将来の損益計画をもとに、
おカネの「入」と「出」を把握する必要があります。
また、資金繰り実績表を作成し、「過去のおカネの動き」や「予測との乖離」を確認することも欠かせません。
これらを積み重ねることで、資金繰り予測の精度が上がり、
- 融資を受けるタイミング
- 設備投資の判断
- 経費支出のコントロール
経営判断に役立つ重要な情報となっていくのです。
特に重要なのは、「資金が足りなくなる前に動けるかどうか」ということ。
資金繰りは、後手に回った時点で一気に選択肢が狭まります。
予測をすることで早めの行動が可能となり、結果として会社を守ることにつながるのです。
具体的な行動計画を作成するため
2つめは、「具体的な行動計画を作成するため」です。
ただ単に、数値計画を作成しただけでは、その計画は達成できません。
まさに「絵に描いた餅」になってしまいます。
そうならないために重要なのが、「どのようにして計画を達成するのか」という視点です。
例えば売上アップをするにしても、
- どのような施策を
- どのタイミングで
- 誰が実行するのか
といった内容を具体的に決めておくことで、行動につながりやすくなります。
行動計画は、数値計画を達成するための根拠。
数値計画と行動計画を行き来しながら計画をつくり込むことで、より現実的で精度の高い計画になるのです。
このように計画を具体化しておくことで、行き当たりばったりの判断を減らすことができます。
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可視化して不安を和らげるため
3つめは、「可視化して不安を和らげるため」です。
これは、計画を作成するうえで非常に重要なポイントとなります。
過去や現在の数字だけでは、未来のことは分かりません。
実績をもとに数値計画を作成し、目で見て把握できる状態にしておくことが欠かせません。
頭の中である程度の計算はできたとしても、
数ヶ月後、1年後と期間が長くなれば、正確に把握するのは難しくなり、不安も大きくなっていきます。
そうならないためにも、
- 将来の売上や利益
- 納税額
- 資金繰りへの影響
といった数字を事前に確認しておくことが重要です。
不安を完全に消すことは難しくても、「見える化」することで不安を和らげることはできます。
予測→確認→修正。
地味ですが、これを繰り返すことで計画の精度が上がっていきます。
また、ある程度の予測を立てておくことで、いち早く危険を察知して、
対策を講じることができるようになるのです。
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昨日は、朝にブログを更新。
その後は、1件の打合せ。
午後は、会計データの確認。
夕方から、Kindleの構成を考えていました。

