1人で働く税理士がGASをすすめる理由

独立して1人で働く中で、効率化は意識しておきたい部分です。
独立後は、思っている以上にやることが多いなと(笑)。
(それが楽しいのですが。)

だからこそ、「プログラミングを少しだけ学んでみる」というのは1つの選択肢になります。
その中で私が、おすすめしているのがGAS(Google Apps Script)です。

AIは便利ですが、コードの意味が少しでも分かるようになると、より面白くなりますから。
今回は「1人で働く税理士がGASをすすめる理由」というお話です。

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目次

環境構築のハードルがない

以前、Pythonを触ったことがあります。
Pythonをダウンロードして、エディタとしてVSCodeを入れて…と、それなりの準備が必要でした。
プログラミングを始めるまでの距離が、思っているより長いのです。

その点GASであれば、ブラウザを開いて、Googleのアカウントさえ持っていれば、その場でコードを書いて動かせます。
特別なソフトを入れる必要も、環境を整える必要もないのです。

VBAもExcelがあればサクッと利用できますが、他のアプリとの連携のしやすさを考えるとGASなのかなと。

「始めるまでの距離の短さ」は、思っている以上に大きいです。
とりあえず開いたら、すぐにプログラミングが始められる環境は強みですね。

Googleアプリとの連携

勤務していた頃は、スケジュールは会社独自のものがあったので、その中から自分のスケジュールを手書きで抜き出すということをしていました。
また、自分自身のタスク管理は、付箋やメモ帳といったものを活用するといった感じ。
(もともと手書きが苦手だったので、苦痛でした…。)

一方でプライベートでは、Googleカレンダーやタスク、Google Keepなどを普段から使っていたので、独立後は活用したいなと。

独立直後から、GoogleカレンダーとToDoを使っていたのですが、途中で不便さを感じました。
予定とタスクをカレンダーで一覧できるのですが、「1日にどれくらいの時間を何に使っているのか」ということを把握しづらかったのです。

タスクには細かい時間の指定ができず、予定との結びつきも弱いままでした。
そこでGASを使い、スプレッドシートを軸に、カレンダーとToDoを連携させることにしました。

Google同士のサービスだからこそ、連携はしやすいという印象です。
(Google Keepも連携できるといいのですが、無料アカウントだとAPIが使えず…。)

その他にも、融資メンテナンスのための借入金一覧表やネタ帳、請求書などの仕組みもGASを活用しています。

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「読みやすい」はハードルを下げる

GASのコードは、VBAやPythonと比べて読みやすいと感じています。

例えば、A1セルの値を取得するとき、GASではgetRange(“A1”).getValue()と書きます。
「範囲を取得する」「値を取得する」という動作がそのまま言葉になっているので、英語が少し分かると、なんとなく意味もつかむことができます。
VBAだとRange(“A1”).Valueといった書き方になるので、少し感覚が違います。

今の時代、分からなければAIに聞くこともできます。
ただ、AIに書いてもらったコードを、自分で読んで理解できるかどうかは、また別の話です。

私の場合は、「コードを書いてもらう」→「実際に読んでみる」→「分からない部分を聞く」ということをよくやっています。
この流れを続けていると、だんだんと理解が進むのです。
(そういえば、税理士試験の勉強をしているときも、「書く」のではなく「読む」「思い出す」ということが中心だったなと。)

※過去の記事:claspを導入する手順(GASをVSCodeで書けるようにする)
※過去の記事:GASを学ぶためのClaudeCode(VSCode拡張)の環境整備

AIに頼るだけでなく、自分で学んでみようというハードルが、GASの読みやすさによって下がっている感覚があります。

Google系のアプリを使う機会は意外と多いのではないかと。
また、環境構築のハードルもなく、コードも読みやすいので、プログラミングに興味があるのであれば、おすすめの言語です。

独立すれば、自分で仕組みをつくることができます。
その1つの手段として、GASはちょうどいい選択肢なのかなと。

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【編集後記】
昨日は、朝にメルマガとブログを。
その後は、Stripeの研究をしました。
午後は、税理士業を。

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この記事を書いた人

廣瀬 充(ひろせ みつる)

自由に働くための土台づくりを、時間・習慣・おカネの視点から発信するひとり税理士。

独立後に実感したのは、
成果の差は才能よりも「日々の積み重ね」で決まるということ。
派手さはないが、確実に差がつく行動を重視。

おカネは会社の生命線。
利益が出ていても、手元におカネがなければ不安は消えない。
融資や資金繰りは、経営を守るための「守り」であり、挑戦するための「余白」。
困ってから借りるのではなく、余裕があるときに借りる考え方を大切にしている。

税理士/銀行融資診断士/元経理マン。

■著書
→中小企業経営者のための融資超入門(Kindle出版)。
→資金繰りを考えなくていい会社のつくり方(Kindle出版)。

大分県由布市在住。
1988年10月1日生まれ。
ブログ毎日更新。
メルマガ毎日更新。

妻と5人の子どもがいる、にぎやかな家庭。

詳しくはプロフィール

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