リスク管理の本質は資金繰り管理!?

※季節の移り変わりが早いように...

会社を経営するにあたって、様々なリスクが存在します。
その中でも注意すべきは、資金不足に陥るというリスク。

どれほど利益が出ていようと、資金が不足すれば、
会社は継続することができません。

逆に言えば、資金繰りが良ければ、
不測の事態にも対応ができるということにもなります。
どんな状況でも耐えうる体力をつけることが、安心した経営に繋がるのです。

今回は「リスク管理の本質は資金繰り管理!?」というお話です。

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目次

利益とキャッシュフローは違う

最初に把握すべきこととして、「利益とキャッシュフローは違う」ということです。

決算書の損益計算書を見て利益が出ていても、その分だけ手元資金が増えているということにはなりません。
それはなぜか!?

利益とキャッシュフローは流れが違うことを把握しておく必要があります。

現金商売であれば、基本的に利益とキャッシュフローは一致するでしょう。
ですが、多くの会社は掛取引をしています。

売上や仕入は、支払があった時点で計上される訳ではありません。
商品の引渡やサービスの提供が完了した時点で計上されるのです。

そのため、掛取引をしている場合には、売上や仕入の計上時期と入出金の時期にズレが生じます。

その他にも、融資の返済があります。
融資の返済利息は費用として計上されますが、元本の返済は費用に計上されません。
借りた資金を返しているだけなので…。

上記は、あくまで一例ですが、利益とキャッシュフローはイコールではないことを把握しておきましょう。
そうなれば、利益だけでなく、資金の流れ、つまり、キャッシュフローを把握する必要があることが分かります。

有事の際に耐えうる体力をつける

では、なぜ資金繰り管理をする必要があるのでしょうか!?

会社の業績は、上がることもあれば、下がることもあります。
それは、会社が継続していくことを目的にしているからこそ、起こりえることと言えます。

長い期間、継続して経営を続ければ、内部環境や外部環境に変化があることは間違いありません。
そういった変化を受けながら、会社経営が続いていくため、業績の変化が無い方が不思議です。

となれば、業績が下がった場合の備えを常にしておく必要があります。

ここで重要になってくるのが「資金繰り管理」。
資金繰り管理といっても、様々です。

  • 資金の増減要因の確認
  • 手元資金の把握と手元資金の目標
  • 資金繰り表の作成
  • 融資

どれも実施をしておきたいものです。

私が多く見るのは「融資」→「資金繰り表の作成」→「手元資金の把握」→「資金の増減要因」という流れです。
融資を受けるために、資金繰り表が必要になり、それに伴ってその他のことを把握するというパターン。

資金繰りを意識するための良いきっかけにはなると思いますが、
可能であれば、その逆を目指したいものです。

「資金の増減要因」→「手元資金の把握と目標設定」→「資金繰り表の作成」→「融資」という順番になれば、
後手後手の行動にならずに済みます。
事前に計画をすることで、早めに行動することができるのです。

手元資金を増やすことを意識する

資金繰り管理をする目的は、手元資金を増やすことにあります。

手元資金を増やすうえで、重要なことは前述した通りです。
この中でも、手元資金の目標設定をすることをおススメしています。

手元資金の目標設定をするメリットとして以下があります。

  • 手元資金をより意識するようになる
  • 将来の必要な利益と必要な資金調達額を把握しやすい
  • 計画の精度向上

手元資金をより意識するようになる

目標設定をすれば、手元資金をより意識するようになるでしょう。

  • 現時点の残高
  • 増減
  • 進捗具合など

売上や利益を意識することも重要ですが、手元資金を意識することで損益計算書の動きだけでなく、
貸借対照表の動きが気になるようになります。
貸借対照表は、会社の財務状況を把握するために重要な資料です。

現預金、借入金、純資産など、常に把握する癖をつけることができます。

将来の必要な利益と必要な資金調達額を把握しやすい

中小企業や個人事業主が手元資金を増やす方法は様々ありますが、
その中でも「利益」と「融資」が重要なのは間違いありません。

これら2つの計画を立てるためにも、手元資金の目標を設定することは有効な手段です。

手元資金を増やすためには、利益がどのくらい必要で、
残りの部分を融資で…といったように計画することができるのです。

計画の精度向上

3つ目は「計画の精度向上」です。
これは2つめのポイントと関連します。

手元資金を増やすためには「利益」と「融資」が有効な手段と書きました。
よく年商●●円という目標の立て方をされる場合があります。

もちろん、悪いことではないのですが、手元資金を目標にすれば、
2つめのポイントで書いたように、利益の部分(損益計算書)や融資(貸借対照表)の意識をせざるを得ません。
つまり、損益だけの計画ではなく貸借対照表も含めて計画を作成することができるのです。

これにより、より精度の高い計画を作成することができます。

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まとめ

今回は「リスク管理の本質は資金繰り管理!?」というお話でした。

会社を経営していれば、業績が良いときもあれば、悪いときも経験するでしょう。
重要なのは、業績が悪くなった場合に耐えることができる体力をつけておくことです。

手元資金は会社の体力。
日頃から資金繰り管理をして、「手元資金を多く持つ!」という意識をすることをおススメします。


【ログ帳】
昨日は、朝にブログを更新。
その後は、オフ。
家族で買い物へ行きました。

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