経理業務は、ついつい後回しにされがちです。
売上があってこその会社なので、売上に直接的に繋がらない経理業務が後回しにされるのは無理もないでしょう。
ですが、私は経理を習慣化することをおススメしています。
そのために、一番手っ取り早い方法は「毎日する」ことと考えています。

今回は「【あとでやろう】を無くす経理の習慣化」というお話です。
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「あとでやろう」は失敗のもと
経理を後回しにして溜めてしまうと、いざやろうとしたときの心理的なハードルがグッと上がります。
まとめて処理をしようとすることで、それに必要となる時間が増え、
精神的な負担が大きくなるからです。
また、後回しにすることで、取引の記憶があいまいになり、レシートや領収書を紛失したりするリスクも高くなるでしょう。
「あとでやろう」は結局のところ、非効率となりストレスが溜まるようになるのです。
経理を習慣化することで、記録の正確性も上がりますし、
業務の負担を分散することにも繋がります。
「毎日する」と言われても、時間をとるのは難しいと思われる方、
まずは、経理をするタイミングを決めておくことをおススメします。
経理のタイミングを決めておく
「あとでやろう」の原因となるのは、「なんとなく空いた時間にやる」としていることが原因の場合が多いと感じます。
まずは、毎日のスケジュールに経理をするタイミングを組み込んでみると良いでしょう。
私の場合は、午前中のブログを書き終わったタイミングでするようにしています。
会計ソフトを開くのが面倒であれば、Excelに記録して、
後からインポートするのもおススメです。
(まずは、入力が必要となる取引を減らしましょう。)
その他にも、
- 午前中のメールチェック後
- 仕事開始のタイミング
- 1日の終わりなど
経理をするタイミングを事前に決めておくのです。
特に毎日する業務に紐づけることで、習慣化しやすくなります。
毎日、1時間や2時間も時間をとる必要はないでしょう。
10分~15分程度の習慣が持てれば十分です。
まずは、後回しにしないことが大切と考えます。
資金繰りを把握するために
経理を習慣化するメリットは「おカネの流れ」を把握できるようになることです。
- 納税予測
- 手元資金の増減
- 資金調達の要否など
会社の経営には欠かせないものと言えるでしょう。
経理を習慣化することで、資金繰りのリスクを早めに察知することができるのです。
また、融資などの資金調達をしようと思えば、
会社の経営状況を示す資料の提出が必須となります。
経理の習慣を持っていれば、すぐにでも提出することができます。
早めに提出をすることで、経理管理ができている会社という印象を与えることもできるでしょう。
逆に、経理の習慣が無く、提出できても2~3か月前の資料となれば、
融資をする立場としても不安になることは間違いありません。
会社としても、融資を必要としているのに、資料の提出ができず、
悶々としている状況は、精神的な負担になることは言うまでもありません。
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まとめ
今回は「【あとでやろう】を無くす経理の習慣化」というお話でした。
「あとでやろう」とならないためにも、
事前に経理をするタイミングを予定に組み込むことをおススメします。
会社の資金繰りをリアルタイムで把握するためにも、早めから習慣化することが大切です。
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昨日は、午前中はブログなどの発信をした後に、面談用の資料を作成。
その後は、決算業務をしました。