ピボットテーブルの数字が更新されない場合の対処法

Excelのピボットテーブルは非常に便利です。
私もピボットテーブル愛用者で、日々の業務で使用しています。

今日は、ピボットテーブルが更新されないときの対処法を見ていきましょう。

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目次

更新がされない原因

以下のような問題により更新がされないことがあります。

  • 「更新」ボタンを押していない
  • テーブルを使用せずにピボットテーブルを使用
  • ピボットテーブルのシートをコピーして使用

1つずつ対処法を確認していきましょう。

1.「更新」ボタンを押していない

ピボットテーブルは、基本的に自動更新されません。
「更新」ボタンを押して更新させる必要があるのです。

ピボットテーブル上で、右クリックをして「更新」をクリックします。
(「Alt」+「F5」でも出来ます。)

すると、データが更新されます。

その他にも、「ピボットテーブル分析」→「更新」→「更新」または「すべて更新」でも可能です。
「すべて更新」を押してしまうと、ファイル全体のピボットテーブルが更新されてしまうので注意が必要です。

また、ファイルを開いたときに自動で更新する方法もあります。

「ピボットテーブル分析」→左端の「ピボットテーブル」→「オプション」

「データ」→「ファイルを開くときにデータを更新する」にチェックを入れます。
ファイルを開くたびにピボットテーブルが更新されるようになります。
(自動で更新されるので、私は好きではありません。)

2.テーブルを使用せずにピボットテーブルを使用

ピボットテーブルを作成するときは、下の画像のようなテーブルを作成してから作ります。

ですが、テーブルを使用しなくても、ピボットテーブルを作ることが出来るのです。
テーブルを使用せず、ピボットテーブルを作成してしまうと、データの参照元を毎回変更する必要があるので実用的ではありません。
(参照元のデータ範囲の変更は、「3.ピボットテーブルのシートをコピーして使用」を参考にしてください。)

ピボットテーブルは、テーブルを作成した後に作ることをおススメします。

3.ピボットテーブルのシートをコピーして使用

ピボットテーブルのシートをコピーをして、新しいブックで使用しようとしても「更新」が上手く出来ません。
コピーをしても、ピボットテーブルが見ているデータの参照元が変わっていないからです。

データの参照元を変更しましょう。
「ピボットテーブル分析」→「データソースの変更」

このとき、シートが2つとも選択されている状態になっています。
ピボットテーブルが「Sheet1」のデータを参照している証拠です。
「Sheet1(2)」のみを選択してからデータソースの変更をしましょう。

あとは、「ピボットテーブルのデーターソース変更」のウィンドウから「テーブル/範囲」の参照元範囲を変更しましょう。

まとめ

ピボットテーブルは非常に便利です。
効率的に集計をするためにはピボットテーブルは有効な手段といえます。

便利に使うためにも、エラーが起きたときの対処法もマスターしておきましょう。

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【編集後記】

昨日は、家族でジョイフルへ。
食べ盛りの人間が集まるとテーブルが料理でパンパンになります。
その後、自宅で映画を少し観ました。

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