経理は経理管理の略称です。
言葉は知られていても、実際に「どのような仕事をしているのか?」はあまり知られていないような…。
私が経理職に就いたのが25歳のとき、今から10年前になります。
今回は経理職の仕事内容や仕事に就く前に取得しておくべきスキルを私の経験をもとに書いていきます。
経理の仕事内容
経理の仕事内容といっても多岐にわたります。
私が当時就職した会社は、経理財務部という部署があり経理課と財務課がありました。
私は経理課に配属。
経理財務部は大きく分けると以下の3つに分かれていました。
- 出納業務
- 会計業務
- 財務業務
出納業務
出納業務は、現預金の残高管理、支払準備、その他付随する資料(現金出納帳や預金出納帳)の作成をしていました。
支払準備の中には、小切手・手形の作成、振込予約など。
当時は、チェックライターなど使った経験がなかったのでドキドキしながらやっていました。
会計業務
私がメインで担当していたのが会計業務。
出納業務の担当者が作成した出納帳や支払記録から会計ソフトに入力をしていきます。
その後、各科目の数字の確認をして、月の数字が固まったところで、報告のための資料を作成。
会計ソフトに入力することより、Excelを使って会計データをインポートすることを意識していました。
財務業務
財務業務は、会計が作った資料を基にした資金繰り表など、将来の資金計画の作成や金融機関対応が仕事となります。
中小企業の場合、金融機関の対応は経営者のみがやっているところが多いです。
経理に必要なスキル
経理をするにあたって、私が思う必要なスキルは以下の通りです。
- Excel
- 簿記の知識
- タイピング
Excel
言わずもがなですが、Excelスキル必須。
最低限の関数、ショートカットキーとピボットテーブルは使えた方がいいでしょう。
VBAまで知っていると圧倒的な効率化に繋がります。
私の場合、経理を始めた当時は、SUM関数ぐらいしか知らず非常に苦労しました。
かなり馬鹿にされて悔しかったので、速攻覚えましたけど(笑)
簿記の知識
資格は必要ありません。
ですが、最低限の知識があると仕事の理解度が大きく変わってきます。
タイピング
タイピングスキルも必須でしょう。
基礎的なところですが、大きな差が出るところでもあります。
まとめ
今回は、私の経験をもとに経理の仕事内容や必要なスキルについて書きました。
経理といっても仕事内容は様々です。
1番大事なのは「経営にどのように役立てていくか?」です。
経理は、経営管理をする仕事であることを覚えておきましょう。
【編集後記】
昨日は、子供たちの歯医者へ。
次男は、初めての歯医者で怖がっていました…。
歯の定期的なメンテナンスは非常に重要ですね。