実質無借金経営という言葉をご存知でしょうか?
無借金経営は、借入をせずに会社経営をすること。
実質無借金経営は、借入金よりも手持ちの資金が多く、いつでも借入金を返済できる経営状態を指します。
無借金経営で経営維持できるのであれば、問題はありません。
ですが、最初から潤沢な資金を保有しながら経営を始める方は少ないでしょう。
そこで、目指すべきは「実質無借金経営」なのです。
今回は「実質無借金経営を目指すなら、安定的な利益と融資のメンテナンスを!」というお話です。
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実質無借金経営を目指すメリット
なぜ実質無借金経営を目指すべきなのでしょうか!?
それには以下のようなメリットがあるからです。
- 融資を受けることにより事業成長スピードを加速
- 借入はあるが、いつでも返済できる状態
- 手元資金が多いため、不況にも耐えうる体力
融資を受けることにより事業成長スピードを加速
1つ目は、事業成長スピードを加速することです。
融資を受けることで、手元資金を増やし、事業戦略を柔軟に展開できるようになります。
特に、事業を開始当時は手元資金が少ないことが多いため、融資を受けることで選択肢が広がるのです。
無借金経営を意識するあまり、成長機会を逃すということはよくあることです。
借入はあるが、いつでも返済できる状態
実質無借金経営は、借入の残高がある状態です。
ですが、それ以上の手元資金を保有しているため、いつでも返済が可能な状態でもあります。
この状態で経営ができていれば、銀行からの評価も高まり、
資金調達が有利になる可能性が大いにあります。
手元資金が多いため、不況にも耐えうる体力
「実質無借金経営ができる」=「手元資金が多い」ということになります。
実質無借金経営になるということは、会社として継続して努力し続けた結果でもあります。
この状態を継続することができれば、不況にも強い会社になっていることは間違いありません。
「資金」=「会社の体力」ですから、これを多く保有しているということは、大きな強みになります。
実質無借金経営を実現するためのポイント
次に実質無借金経営を実現するための重要なポイントです。
とはいっても、特に何か変わったことをするわけではありません。
ポイントは以下の2つです。
安定的な利益の確保が大事
資金を増やすためには安定的な利益の確保が必要になります。
もちろん、直接的には利益ですが、間接的には融資を有利な条件で受けるためでもあります。
過度な節税は、諸刃の剣です。
節税以上に大きな支出が伴っていることを忘れてはいけません。
融資のメンテナンスが大事
融資のメンテナンスは定期的におこなう必要があります。
まず重要なのが銀行への報告です。
決算後の報告、四半期に1度の報告で銀行と良好な関係を築き上げましょう。
融資残高が減少してくれば、折り返し融資の検討も忘れずにおこなうようにすることが大切です。
そして何より、前述した「安定的な利益の確保」ためにも現状把握と計画を大切にしましょう。
まとめ
今回は「実質無借金経営を目指すなら、安定的な利益と融資のメンテナンスを!」というお話でした。
実質無借金経営を実現するためには以下の2つを確認しましょう。
- 安定的な利益の確保
- 融資のメンテナンス
これを実現するためにも、数字の確認が大切です。
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昨日は、朝にウォーキングとブログを更新。
その後は、税理士業を。