金融機関から借入をすることは、資金調達の代表的な手段です。
これを有効活用できるかどうかで将来的な会社経営に大きな影響を及ぼします。
借入をすることは負債が増える一方で、資産も同時に増やすことになります。
借入を上手に活用することは、会社を守る盾になり得るのです。
- お金
- 計画
- 心
上記3つの観点から見ていきましょう。
今回は「借入は会社を守る盾になる!?:お金・計画・心」というお話です。
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お金の盾
1つ目は、「お金」です。
冒頭でも述べましたが、借入は負債を増やすと同額の資産であるお金を増やします。
お金を増やすことは、会社を守ることになることは言うまでもありません。
お金が少ないことは問題ですが、多く保有していることに関しては何の問題もありません。
ただ、このお金、増やそうと思っても急激に増えるものではありません。
ですが、環境の変化は待ってくれないのが現実。
有事は常に起こり得るのです。
そのためにも、借入をして手元のお金を増やしておくことが重要になります。
環境の変化に耐えうるほどのお金を十分に持っていることが大切です。
最低でも平均月商の2か月分をお金を保有しておきたいものです。
計画の盾
2つ目は、「計画」です。
借入をする際には、将来的なお金の計画を作成する必要があります。
お金を貸す立場としては、返済できるかどうかを確認することは当たり前と言えます。
会社としては、しっかりと説得できるだけ資料を提出したいもです。
そのために重要になってくるのが、直近の実績と精度の高い計画になります。
直近の実績をタイムリーに確認していくためには、適時に経理をおこなう必要があります。
目指すべきは前月の数字を当月10日までに確認できることです。
あまりにも遅くなれば、振り返りの効果薄くなるのです。
何より借入など必要な際に、必要な数字を準備できなくなります。
実績の準備ができれば、次に精度の高い計画を立てることが大切になります。
最終的に会社のお金の動きを確認・説明できることが必要になります。
そのためには将来的な損益を予測し、その数字を基にしてお金の動きを確認できる資金繰り表を作成します。
ここまでの流れを確認しても分かる通り、借入をする際には会社の数字やお金のことを把握することが必要不可欠です。
「借入をすること」=「会社の数字を理解すること」に繋がるのです。
心の盾
3つ目は、「心」です。
1つ目の「お金」との関係も深い部分です。
1つ目の盾が会社の外側を守るためのものなら、3つ目の盾は会社の内側を守るためのものと言えます。
正しい判断をするために「安定した精神」であることが重要になります。
それは攻めるときにも守るときにも必要な事です。
借入はお金を増やすことでもあります。
お金を増やすことにより、余計な心配をする必要がなくなるのです。
これは本業に集中できることを意味します。
「お金は増えるけど、同時に返済する責任がでてくる…。」と思われるかもしれません。
ですが、これは単純に無駄遣いをしなければ良いだけのこと。
そこで活きてくるのが、2つ目の盾で「計画」です。
毎月、当初の計画通りに進んでいるか確認しましょう。
振り返りをする機会を作ることで、無駄遣いを抑制する効果もあります。
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まとめ
今回は「借入は会社を守る盾になる!?:お金・計画・精神」というお話でした。
- お金
- 計画
- 精神
上記3つの観点からも借入は重要であると考えます。
積極的に検討してみましょう。
【ログ帳】
昨日は、朝にウォーキングとブログを更新。
その後は、税理士業を。
午後に外出をしました。