決算予測は非常に重要です。
事前に決算予測をすると、その後の対応への準備ができます。
ですが、既存の会計ソフトでは柔軟に対応ができません。
Excelを活用することをおススメします。
フォーマットは自由ですし、効率的に使用することができます。
今回は「決算予測は【freeeからエクスポート】→【Excel推移表】を活用しよう!」というお話です。
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Excelを活用する理由
Excelは自由度が高く、効率的に仕事をすることができます。
決算予測の機能が付属している会計ソフトもありますが、オプション料金が必要だったりとおススメできません。
Excelであれば、普段から業務に使用している会社が多く、
使用しやすいということもあります。
Excelのメリットは以下です。
- フォーマットが自由
- ショートカットキーが多い
- サクサク動く
フォーマットが自由なのは大きな強みです。
好きなように作成することができます。
色、罫線はもちろんですが、経営者の方によって注目したいポイントは様々。
その人に合ったフォーマットで作成できる柔軟性があります。
ショートカットキーが多く、サクサク動くのも強みです。
特にクラウド会計ソフトは、ショートカットキーが少なく、
ブラウザで動作するので、動きがもっさりとしています。
(元々が入力することを前提にしていないこともあるとは思いますが…。)
決算予測をExcel推移表で

私は、上の画像のようなExcel推移表を使用しています。
freeeの推移表をエクスポート→Excelに貼付→xlookupで連動という流れで使用しています。

freeeの「会計帳簿」→「損益計算書(月次)」で推移表を開きます。

「エクスポート」→「CSV・PDFエクスポート」をクリック。

「CSV」と選択→「項目を整列する」にチェック→Widowsの方は「Shift_JIS」形式を、Macの方は「UTF-8」形式を選択→「出力開始」をクリックします。

「項目を整列する」にチェックを入れなければ、上の画像のように科目がバラバラに整列されていない状態で出力されてしまいます。
この状態では、データとして取扱いが難しく、Excelとの連携には向きません。

後は、出力したExcelデータをExcel推移表の貼付シートに貼付。
xlookupで連動という流れです。

Excel推移表に貼付シートを作成しておき、freeeから出力したExcelデータを貼り付けしましょう。

後は、1つ1つのセルにxlookupの計算式を入れていきます。
少し手間ですが、最初だけです。
2回目以降は、貼付けするだけで更新されていきます。

私の場合は、各月の上に「実績」と「予定」をプルダウンで選択できるようにしています。
切替がスムーズなので便利です。

「実績」を選択するとxlookupで連動、「予定」を選択すると右側の損益計画の数字が連動されるようになっています。
場合によっては、実績と予定の差異や「原価率」などを確認できる行を追加します。
後々のことを意識して作成する
Excelで資料を作成する際は、後々のことを意識して作成することが大切です。
Excel推移表だけでなく、その他の資料についても意識するようにしましょう。
特に経理の仕事は、繰り返しする業務が多いです。
最初に少しでも手間を掛けて、後々の業務負担を楽にすることを忘れないようにしたいものです。
xlookupで連動するというのも、最初は手間が掛かります。
ですが、仕組みさえ作成してしまえば、次からは簡単です。
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まとめ
今回は「決算予測は【freeeからエクスポート】→【Excel推移表】を活用しよう!」というお話でした。
- フォーマットが自由
- ショートカットキーが多い
- サクサク動く
Excelには上記のようなメリットがあります。
ですが、作成する際には、後々の運用を意識して作成することが大切です。
せっかく作成しても、業務負担が増加してしまっては元も子もないですから。
【ログ帳】
昨日は、朝にブログを更新。
その後は、オフ。
調べものをしました。