タイミングはどんなときも重要です。
融資を検討する際も、融資を受けやすいタイミングを知っているのと知らないのでは、
大きな差が出ます。
融資を受けるタイミング逃してしまったために、資金繰りが悪くなることだってあります。
そのためにも、事前に融資の受けやすいタイミングを把握しておくこと、
日頃から、タイミングを逃さないための対策をしておくことが大切になってきます。
今回は「融資の受けやすいタイミングを把握しておく重要性」というお話です。
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融資の受けやすいタイミング
最初に融資の受けやすいタイミングを把握しておきましょう。
融資の受けやすいタイミングは様々ありますが、代表的なものは以下になります。
- 業績が良いとき
- 手元資金が多いとき
- 銀行が融資の提案をしてきたとき
- 借入が減ったとき
- 9月と3月
業績が良いとき
1つ目は、「業績が良いとき」です。
融資の際に重要になるのが、「決算書」の数字。
まずは、自社の以下の3点を確認してみることをおススメします。
- 簡易キャッシュフロー(税引後利益+減価償却費)がプラス
- 債務償還年数(借入金÷簡易キャッシュフロー)が10年未満
- 債務超過でない
上記3つをクリアしていれば、融資の受けやすいタイミングといえるでしょう。
また、期中の数字も毎月把握しておくことが大切です。
銀行は、融資を受ける際に、直近の数字も同時に確認します。
決算書の数字が良くても、直近の数字が悪くなっていることも考えられるからです。
そこで提出を求められるのが「試算表」です。
この試算表の数字を毎月確認しておくことが大切になります。
各月で黒字である場合は、融資の受けやすいタイミングといえます。
手元資金が多いとき
2つ目は、「手元資金が多いとき」です。
手元にどのくらいの資金があるかを把握しておきましょう。
手元資金が多ければ、「融資をしても返済に支障がないだろう」と考えられるからです。
平均月商(年商÷12)2か月分の手元資金を目安にすると良いでしょう。
銀行が融資の提案をしてきたとき
3つ目は、「銀行が融資の提案をしてきたとき」です。
銀行から融資の提案を受ける場合もあるでしょう。
銀行も営利企業であるため、融資の返済見込みがある会社に融資をしたいと考えるのは当然のことです。
その中で、銀行から提案があるということは、それなりに信用がある会社と認識されていると考えることができます。
こういった場合には、自社に有利な条件を提示していただける可能性もあります。
借入が減ったとき
4つ目は、「借入が減ったとき」です。
「借入が減ったとき」とは、毎月返済をすることで残高が減ったときを指します。
目安として当初融資額の3分の1程度の返済が進んだときです。
既に3分の1の返済をしていることで、ある程度の返済実績があります。
折り返し融資を依頼することを検討することをおススメします。
注意点としては、「借入の本数を増やさないこと」です。
借入の本数が増えれば、毎月の返済負担が大きくなります。
当初融資額が900万円の借入を600万円まで返済した時点で、折り返し融資を申し込み、
新たに900万円の融資を受け、残っている600万円を返済するという方法をとれば、本数は増えずに返済負担も増加しません。
ですが、当初融資額900万円の借入を600万円まで返済し、折り返し融資として返済分300万円を新たに借入をした場合には、既存分の返済に、新たな融資の返済負担が加わります。
せっかく融資を受けても、資金繰りが悪くなれば本末転倒です。
十分に注意が必要となります。
9月と3月
5つ目は、「9月と3月」です。
銀行にとって、9月は中間決算期、3月は決算期になります。
銀行にもノルマがあるため、営業成績を上げるため、融資に積極的になる時期になります。
そのため、融資を意識して決算期を設定するのであれば、5月・6月・11月・12月がおススメになります。
なぜなら、銀行の中間決算や決算の時期に直近の決算書を提出することができるからです。
日頃からの準備
このように、融資の受けやすいタイミングというものが確かにあります。
ここで重要になってくるのが、そのタイミングを自社で把握しているということです。
そのためには、タイムリーな数字を把握できる経理体制を構築することが必要になります。
融資の受けやすいタイミングが待ってくれるわけではないので、
タイムリーに数字を確認することが大切です。
できるだけ、手間がかからない方法を検討してみましょう。
外注をするより、自社で経理をすることが第一ステップかと。
自社で経理をすることで、圧倒的にスピードを上げることができます。
外注すると、楽なようで意外と手間が掛かりますから…。
次に「データでのやりとり」を意識することをおススメしています。
アナログな方法で経理をすると、アナログ→データという工程が必ず出てきますので。
また、銀行対応をするうえで、数字に慣れておくことが大切です。
その点、自分自身で経理をおこなうことで、少しずつ数字に慣れることができるので、一石二鳥といえるでしょう。
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まとめ
今回は「融資の受けやすいタイミングを把握しておく重要性」というお話でした。
- 業績が良いとき
- 手元資金が多いとき
- 銀行が融資の提案をしてきたとき
- 借入が減ったとき
- 9月と3月
後手に回ると、タイミングを逃してしまいます。
日頃から体制を整えておくことをおススメします。
【ログ帳】
昨日は、朝にウォーキングとブログを更新。
その後は、税理士業を。
午後からKindle本の執筆をしました。