税理士試験の解答方法は、自分なりに試行錯誤しました。
今回は、会計科目である簿記論・財務諸表論の総合問題の解き方についてです。
私は、計算用紙を使用して集計をすることで、ミスを大きく減らすことが出来ました。
集計表を作ると時間が掛かるという意見もありますが、慣れてしまえば時間を短縮することが出来ます。
総合的な時間で考えたら、このやり方が1番早く解けて、ミスも少なくなりました。
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情報の一元化
総合問題で頭を悩ましていたのが、問題用紙を行ったり来たりすることです。
前T/Bからの決算整理仕訳の問題が1番よく出る問題でした。
そのため、前T/Bまでの数字に自分が計算した数字を足したり引いたりして、最終的な数字を出す必要があります。
1つの問題を解いて、そのまま解答用紙に書き写せる問題ならいいです。
ですが、資産勘定と費用勘定の問題は比較的多くの集計を要します。
そのため、集計方法をいろいろと試してみました。
- 問題用紙の前T/Bに計算の答えを集計していく方法
- 良く動く勘定科目のみ計算用紙で集計する方法など
1.は、書き込むスペースが少ないため、後から集計をするときに見づらいという欠点がありました。
2.はどの科目が良く動くのかが問題によって違うので、好きにはなれませんでした。
何より枚数の多い問題用紙を行ったり来たりすることで、間違いを引き起こしやすくなります。
そのため情報の一元化という観点から、以下の方法をに辿り着きました。
計算用紙を使用
計算用紙を[資産][負債][収益][費用]に4分割して集計します。
以下の手順でおこないます。
- 計算用紙を4分割にする。
- 前T/Bの科目と数字を書き写す。
- 問題を解いて解答を計算用紙に転記していく。
1.計算用紙を4分割にする
以下の手順で計算用紙に折り目をつけます。
半分に折ります。
まず半分より左側を[資産][負債]に分割しましょう。
以下のように折り目をつけます。
以下の写真のように、先ほどの折り目を基準にして折りたたみます。
これで[資産][負債]に分割できました。
右半分の[費用][収益]は単純に半分に分割します。
すると以下のような構成になります。
[資産]のスペースを大きめにとるのは、数字が動く回数が多いからです。
2.前T/Bの科目と数字を書き写す。
前T/Bの勘定科目と数字を書き写していきます。
以下のように勘定科目は出来るだけ省略して書いていきましょう。
- 現金→C
- 当座預金→当
- 売掛金→U
転記の時間がもったいないと言う人もいます。
ですが、慣れると早くなりますし、後からページを行ったり来たりすることを考えると非常に効率的と感じました。
ここまで出来れば問題を解いていきます。
解答を先ほど作った解答用紙に集計をして、最終的に解答用紙に書き写します。
まとめ
総合問題の解き方は、自分に合ったやり方を見つけることが非常に重要です。
私は、このやり方に変えてから点数が大幅にアップしました。
下準備は確かに時間が掛かりますが、トータル的に考えれば効率的に問題を解けると感じます。
もしよかったらトライしてみて下さい。
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【編集後記】
昨日は、ついに懸垂マシンを買いました。
自重トレーニングに飽きてしまったというのが本音ですね(笑)
届くのが楽しみです。