現預金は、手元にある現金、金融機関に預けている普通預金、当座預金や定期預金、その他の現金同等物のことをいいます。
ただ、目安としてどのくらい保有すべきなのでしょうか?
(もちろん、たくさん保有していることに越したことはありませんが…。)
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現預金月商比率
よく言われるのが月商の●●ヵ月分というやつです。
そのときに使われる指標が現預金月商比率。
現預金月商比率は、現預金÷月商(年商÷12)で計算することができます。
月商で考えたときには2~3ヵ月分を保有することを推奨されます。
最低でも1.5ヵ月分は保有しておきたいところです。
ただ、私はこの現預金月商比率で判断するのはおススメしません。
業種によって利益率は大きく変わってきます。
つまり、利益を得るために必要とする費用の額がまったく違うのに、月商(売上高)だけを目安にするのは安易なやり方と考えるからです。
現預金対借入比率
次に見ていくのが現預金対借入比率です。
借入金に対して現預金をどのくらい保有しているか?を示すものになります。
一般的に30%程度が目安になります。
やはりバランスは重要で、突発的な支出に耐えることができるよう資金の蓄えは必要になります。
総資産の30%以上
私がよく使う目安として総資産の30%以上があります。
総資産というと「流動資産」、「固定資産」、「投資その他の資産」、「繰延資産」の合計をいいます。
そのうちの現預金の割合を30%以上にすることを目標にしましょう。
会社は赤字で倒産するのではなく、お金がないから倒産するのです。
お金を十分に保有できなければ、突発的な事態が発生したときに対応ができません。
必要であれば融資を受けることも検討するべきでしょう。
そのためには、お金の動きを把握する必要があるのです。
資金繰り表を作成し、数値化をして確認するようにしましょう。
また、過去の現預金推移を確認することもおススメします
前年同月はどのくらいの現預金があったのか?前々期は?
把握をすることで、1つの目安になる場合もあります。
まとめ
今回は、現預金はどのくらい保有すべきか?についてでした。
現預金の目安といってもの様々です。
私がおススメする目安は、総資産に対して30%以上です。
1つの目安として意識されてみては!?
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【編集後記】
昨日は、引き続きホームページの作成を。
その後は、筋トレを少し。
夕飯になす味噌と麻婆春雨を作りました。
(麻婆春雨は鍋に入れたらできるインスタントタイプのやつですが…。)