金融機関に定期的な報告をしていますか?
四半期に1度は報告に行くようにしましょう。
その定期的な報告ですが、いくつかの注意点があります。
今回は、金融機関の報告時に注意することについてです。
報告時の注意点
金融機関の報告時の注意点といっても、粉飾決算などの嘘をついてはいけません。
ましてや粉飾決算は違法ですから。
報告時の注意点として重要なのは、上手くいかなかった点を「上手くいかなかった。」とそのまま伝えないことです。
「経営計画通りに進むなかった。」
「売上が上がらなかった。」
「商品が売れなかった。」など
金融機関としては、その後の言葉が欲しいわけです。
「売上が上がらなかった。原因は●●にあって、今後●●を改善することによって計画通りに進む予定です。」
結果があって、その改善策を常に考えるようにしましょう。
報告時には、添付する資料も一緒に持っていくとスムーズに伝えることができます。
その他の注意点
その他にもいくつか注意する点があります。
- 経営者の体調
- 趣味
- 悪口
経営者の体調
経営者の体調は非常に重要です。
会社のトップが倒れてしまっては、会社に大きな影響を及ぼします。
将来の経営に大きく影響を与えてしまうような場合には、後継者のことも考える必要が出てきます。
体調管理は大切ですが、難しい場合もあるでしょう。
後継者がしっかりと育っていることを十分に伝えることも重要となってきます。
趣味
趣味についても注意が必要です。
本業をそっちのけで趣味に没頭していないか!?
お金を注ぎ込み過ぎてないか?などは、確認される要素です。
お金を貸している立場の金融機関からしては、本業に影響がでないか心配するところです。
悪口
従業員の悪口や他行の悪口にも注意が必要です。
会社の従業員の悪口は、内部統制がとれているのか?失敗を従業員の責任にしているのでは?などと受け取られる可能性もあります。
他行の悪口を言えば、他行と上手くいっていないのは何か原因があるのでは?と考えられる要素に繋がります。
まとめ
今回は、「金融機関の報告時に気を付けること」についてでした。
報告時には、しっかりと計画通りに進んでいるのかを伝えましょう。
進んでいない場合には、改善策を提示することが重要です。
【編集後記】
昨日は、車の点検に。
その後、家族でクレヨンしんちゃんの映画を見に行きました。
毎年、クレヨンしんちゃんの映画は映画館で見ています。