経理をして数字を確認する際に、どのように確認されていますか?
その月だけ、その年だけを確認しても、変化を把握することは難しいです。
会社の数字は一時点だけを見るのではなく、流れを見ることで会社の変化に気づくことができます。
今回は「会社の数字は点ではなく、線で見ることを意識する」というお話です。
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一時点だけでは分かりづらい
日々の取引を記録して、月の数字、年間の数字ができあがります。
せっかく時間をかけて作成した数字でも、その月、その年だけを確認していたら、
分かったことは「黒字なのか?・赤字なのか?」ということだけ…ということも珍しくありません。
結果として、経理のメリットを感じることができず、「面倒…。」と感じてしまう。
数字ができあがって、その月、その年の数字だけを確認したところで、
把握できることには限りがあるからです。
数字を確認する際は、
- 比較をする
- 推移を見る
ことを意識しておきたいものです。
前月、前年との比較や月ごと、年ごとの数字の変化を確認することをおススメします。
業績の推移を確認してみる
業績の推移を確認するためには、
各月の数字の変化を把握することができる推移表や、
決算書を並べて確認をしてみましょう。
決算書を並べるだけで、見づらいと感じる場合は、
Excelを使って年ごとの推移表を作成してみることをおススメします。
損益計算書はもちろんですが、貸借対照表も作成すると良いでしょう。
損益計算書の推移は確認していても、
貸借対照表の推移を確認している方は少ないかと。

少し分かりづらい場合は、貸借対照表もグラフにすることをおススメします。
数字の変化を形で捉えることができるので、数字の見え方が変わってきます。
気になる数字の変化を記録する
また、気になる数字をピックアップして、記録をするのもおススメです。
損益計算書の
- 売上高
- 売上総利益
- 営業利益
- 経常利益など
貸借対照表の
- 現金預金
- 借入金
- 純資産など
注目したい数字を記録してみましょう。
数字の変化を把握するためには、ポイントだけを確認するのではなく、
毎月、毎年の経過を記録する必要があります。

以前書いた記事のように年計表を作るのも良いでしょう。
年計表を作成することで、
- 季節変動をなくす
- 長期的な傾向の把握
ができるようになります。
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まとめ
今回は「会社の数字は点ではなく、線で見ることを意識する」というお話でした。
数字の変化を確認することで、会社の異変を一早く把握することができる場合もあります。
まずは、「比較をする」「推移を見る」ということから始めてみることをおススメします。
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昨日は、朝にブログを更新。
その後は、オフ。
家族で地元の祭りへ行きました。