独立前から、独立後のためのおカネの準備はできるだけしておきたいものです。
とはいえ、「完璧」というものは存在しません。
「完璧な」準備を求めていては、独立することが難しくなります。
今回は「独立前のおカネの準備について考えてみる」というお話です。
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私の場合
私の場合は、2024年10月1日に独立をしました。
2023年11月末に税理士試験に合格し、職場に独立の話をしたのが年明けの1月ぐらいだったかと。
独立までの期間は、約9カ月間。
この9カ月間は、非常に長かった記憶があります。
私が独立までに実施した準備は以下です。
- ブログの開設
- ホームページの作成
- 日本政策金融公庫に融資の申し込み
とにかく、ブログの毎日発信と、ホームページの作成。
ホームページは独立後に即公開できるように、少しずつ作成しました。
事業用のおカネについては、ちょこちょこと貯めていました。
独立することは、早めから決めていたので。
事業用口座を早めにつくる
独立前の準備として、事業用口座を早めにつくることをおすすめします。
事業用口座を作成しておくと、作成していない場合に比べて、
おカネを貯める意識を持つことができました。
独立後にどういった仕事をするのかによって、初期費用の額に差が出てきます。
私は、税理士ですし、自宅で開業したので、
初期費用に多くの支出を必要としませんでした。
多くの初期費用が必要な仕事の場合は、早めの準備ができることに越したことはありません。
事業用資金を早めから貯めることには2つの目的があります。
1つは、開業後の資金繰りを少しでもラクにするため。
資金繰りに苦しんでいると、思うように事業経営ができません。
常に資金繰りに悩むと、精神的にも疲労します。
2つめは、創業融資を受ける場合の準備です。
創業融資を受ける場合、自己資金の2~3倍ぐらいが融資総額の目安と考えましょう。
2024年より、日本政策金融公庫の創業融資制度では自己資金要件が無くなりましたが、
現実的に考えると、自己資金が無い状態で融資を受けようとするのは厳しいと言わざるを得ません。
自己資金は基本的に「事業用口座にコツコツと貯めてきた事業用のおカネ」であるという認識が大切です。
自己資金の出所は必ず質問されるので、計画的に準備をしていることがアピールになります。
逆に、「見せ金」と認識されれば、融資審査においてマイナスの要因となるでしょう。
できるだけ自己資金を貯める
以上のことから、できるだけ自己資金を貯めるようにすることが大切です。
まずは、どういったカタチで独立をするのか?
業種によって、必要なおカネの額が大きく変わります。
そこから逆算して、早めから計画を立てることをおすすめします。
もちろん、すべてが思い通りというわけにはいかないでしょう。
私のように、早く独立をしたいけど、時間を要する場合もありますし、
その逆も然りです。
ただ、「独立をする」と決めたタイミングに、選択肢を1つでも多く持っておくために、
多少の準備は進めておきたいものです。
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まとめ
今回は「独立前のおカネの準備について考えてみる」というお話でした。
私の経験談ですが、すべて予定通りに進めることは難しいかなと。
ただ、多少なりとも予定を持っておくと、準備は進めやすいです。
特に、創業融資を検討する際は、準備に時間を要する自己資金については、
早めから考えておきたいものです。
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その後は、オフ。
子どもと買い物へ。