損益計画を作るべき3つの理由

損益計画を作成していますか!?
人によっては「作成しても意味がない」と言われる方もいらっしゃいます。

手間が掛かるので作成していないという方も…。

私は損益計画を作るべきと考えています。
それには以下の3つの理由があるためです。

  • 精神的な負担を和らげるため
  • 計画と実績の差異を確認するため
  • 融資を円滑に受けるため

今回は「損益計画を作るべき3つの理由」というお話です。

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目次

精神的な負担を和らげるため

損益計画を作るべき1つ目の理由として、「精神的な負担を和らげる」ことが挙げられます。
計画を作成するということは、将来の数字を考えることになります。

たたき台を複数作成して、計画練っていくのです。

  • プラスパターン
  • 現状維持パターン
  • マイナスパターン

これら3つを作成すると、よりイメージしやすくなるでしょう。

そうして損益計画を作成することで、頭の中に漠然とあるものが数字として目に見えるようになります。
人は、漠然としているものに不安を抱きやすいものです。

ですが、数字として可視化されることでイメージがしやすくなります。
納税資金や投資資金など現実的な数字を見ることができるので、具体的に必要な資金を確認することができるのです。

「何となく頭の中にある」では、心の準備もできません。
決算間近で慌てないためにも、事前に計画を作成することをおススメします。

計画と実績の差異を確認するため

2つ目の理由として「計画と実績の差異を確認する」ことが挙げられます。

損益計画は作成して終わりではありません。
毎月の実績と計画を比べることが大切になります。

そこで計画との差異を確認することができます。
差異が発生した理由を調べることで、その原因を発見することができます。

「なぜ差異が生じたのか!?」

原因を追究することで、その後の計画の精度を引き上げる効果があります。
計画の精度が上がれば、更に計画を作る意味が出てくるでしょう。

事前に正確な数字を確認することができれば、1つ目の理由である「精神的な負担を和らげる」効果がより高まります。

また、3つ目の理由である「融資を円滑に受ける」ことへの効果も上がるでしょう。

融資を円滑に受けるため

3つ目の理由として「融資を円滑に受ける」ことが挙げられます。

融資を受ける絶好のタイミングは決算報告のタイミングです。
その際に、当期の借入計画を伝えることが重要になります。
借入計画を伝えるためには、資金繰り表を作成することが必要になってきます。

資金繰り表は、資金の流れを確認することができる資料です。
銀行としては、融資先の資金の流れは非常に気になる所です。

そして、その資金繰り表の基になるのが損益計画といえます。

損益計画が無ければ、入金や出金の情報を集めることができないのです。

融資は資金調達をするうえで非常に有効な手段。
そして、決算書は融資を受けるうえで1番重要な資料です。
その決算書が出来上がるタイミングに、精度の高い計画を作成することが非常に重要であることは言うまでもないでしょう。

そうなれば、損益計画を作らない理由がないのでは!?と考えるわけです。

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まとめ

今回は「損益計画を作るべき3つの理由」というお話でした。

  • 精神的な負担を和らげるため
  • 計画と実績の差異を確認するため
  • 融資を円滑に受けるため

これら3つの理由があるからこそ、損益計画を作成することを強くおススメします。


【ログ帳】
昨日は、朝にブログを更新。
その後は、オフ。
息子と買い物へ。
夕食に天ぷらを作りました。

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