日常的に、「何気なくやってしまう習慣」というのは、人間誰しもがあるはずです。
気が付かないうちに「習慣」になっていることってあるでしょう。
朝起きて顔を洗う、食後に歯磨きをするといったことは決して強い意志や努力でやっていることではありません。
実は、こういった行動は「きっかけ=トリガー」が影響していることが多いです。
このトリガーを意識すると、良い習慣を続けるのも、悪い習慣をやめるのも、意外と楽になります。
反対に、トリガーを意識せずに習慣を変えようとすると、なかなか定着しないものです。
今回は「良い習慣も悪い習慣も「トリガー」で決まる!?」というお話です。
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良い習慣は「きっかけ=トリガー」から生まれる
新しい習慣をつくろうとするとき、多くの人がやりがちなのが「毎日やろう」などといった気合で乗り切ろうする方法。
ですが、気合いだけで乗り切ろうとすると、失敗する可能性が高くなります。
私がこれまで失敗してきたことの多くは、この「気合い」でどうにかしようと始めたものでした。
仕組み化ができておらず、心が折れると、たちまち諦めてしまいます。
重要なのは「どのタイミングで、その行動を始めるか」を決めること。
つまり、「トリガー」を決めることにあります。
日常的にしている行動に、新しい行動を紐づけることを考えると「始めるきっかけ」を自然とつくることができます。
例えば、私が日頃からやっている「野菜の水やり」。
実は、以前も野菜を育てたことがあったのですが、水やりを忘れてしまうことが多々あり、結果として野菜を枯らしてしまいました。
そこで、今回の野菜づくりを始めた際は、「トリガー」を決めることにしたのです。
トリガーは「朝食前」。
「朝食」が頭の中に思い浮かぶと、必然的に「水やり」が連想されます。
朝食が大好きなこともあり、日頃から確実に水やりができています(笑)。
こういった行動に結びつけて、「トリガー」を設定すると、忘れることがなくなり、継続することが習慣につながります。
悪い習慣もトリガーで始まっている
一方で、やめたいと思うような悪い習慣にもトリガーがあります。
例えば、スマホ。
スマホを見ると、ついつい目的と違ったアプリを開いて、長々とスマホを触っているといった経験がある方は多いのではないでしょうか?
私も、その1人です。
ウォーキング後にシャワーを浴びて、スマホを見るというのが習慣となっていました。
シャワー→スマホという習慣が知らず知らずのうちにできあがっていたのです。
やめたいと思うような悪い習慣がある場合は、まず「どんなトリガーが悪い習慣を生み出しているのか」を観察し、意識的に遠ざけるということをやってみましょう。
私の場合は、シャワーが直接的なトリガーではなく、シャワー前にシャワー後に座る椅子の前にスマホを置く習慣があったことが問題でした。
結果として、スマホではなく、本を置くようにしてからは、朝の読書習慣が続くようになっています。
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トリガーを味方につける工夫
独立をしてから、日々の習慣というものを大切にしています。
その中で感じたことは、最終的に、習慣は意志の力ではなく「環境設計」でコントロールするのが効果的ということです。
その1つが「トリガー」を設定すること。
良くある例として、
- 朝の運動を習慣にしたい場合は、運動着や運動靴を前日に準備をしておく
- 朝に本を読む場合は、朝起きて目につくと場所に本を準備しておく
といったことでしょう。
逆に、自分がやめたいと思っている習慣のトリガーを遠ざけることも必要です。
私の場合は、スマホの代わりに本という置き換えるカタチをとりました。
トリガーは使い方次第では便利ですが、使い方を間違えると「やめたいと思っている習慣」を始める引き金になってしまいます。
習慣を見直す際は、習慣のトリガーを観察することをおすすめします。
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昨日は、朝にブログを更新。
その後は、税理士業を。