資金繰り表のフォーマットには様々なものがあります。
どのフォーマットを使えばいいのか迷いますよね…。
特に決まった書式がないため、なおさら混乱の種になります。
今回は、そんな資金繰り表のフォーマットについてです。
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資金繰り表のフォーマット?
上の画像は、日本政策金融公庫が提供している資金繰り表の書式です。
よく見てみると、「経常収支」、「経常外収支」、「財務収支」に分かれています。
以前に資金繰り表の区分ごと説明の記事も書きました。
このように区分がされていると金融機関も確認がしやすくなります。
ちょっと分かりづらい資金繰り表が以下のようなフォーマットです。
単純に収支のみが記載されているフォーマットです。
収入と支出のみで分けられているのでシンプルに見えますが、「本業での収支なのか?」、「設備投資に関連する収支なのか?」、「融資を受けたものなのか?」など項目が分けられていないので、パッと見ただけでは資金の流れをつかみにくい資料になってしまいます。
このように資金繰り表のフォーマットも様々です。
区分の名称が違うこともしばしば…。
おススメは、「経常収支」、「設備収支」、「財務収支」に区分されているフォーマットです。
区分がされていると融資を受ける際の資金使途の確認もしやすいのです。
なぜ金融機関は資金繰り表を欲しがる?
そんな様々なフォーマットがある資金繰り表。
融資を受ける際には、資金繰り表の提出を求められます。
なぜそんなに資金繰り表が必要なのでしょうか?
以下のような理由があります。
融資の審査に必要
まず挙げられるのが融資の審査のためです。
必要書類の中に資金繰り表が求めれるのです。
融資額や返済計画の設定に役に立ちます。
資金繰りの把握
金融機関は、資金ショートを起こして融資先が倒産することを1番に避けたいところです。
資金繰り表は収支を表にしたもので、今後の資金計画を視覚的に確認することができます。
損益計画では把握することができない「お金の流れ」を把握するのです。
また、どのタイミングで融資が必要なのか?を確認するのに必要な資料にもなります。
資金使途の確認
融資した資金が適切に事業の成長や運営に使われるのかを確認します。
また、投資する資金が企業の戦略に合致しているか?など投資の妥当性を判断する材料にもなります。
まとめ
今回は、資金繰り表のフォーマットと金融機関がなぜ資金繰り表を求めるのか?について書きました。
フォーマットは、「経常収支」、「設備収支」、「財務収支」に分かれているものをおススメします。
区分がされている方が、表を見たときに「本業の儲け」など一目で把握ができるからです。
また、資金繰り表の必要性は非常に高く、融資を受ける際も然りです。
日頃から資金管理を徹底するようにしましょう。
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【編集後記】
昨日は、ホームページの作成を。
その後、しし唐とソーセージを天ぷらに。
山盛りのしし唐がすぐに無くなりました(笑)。