借入金一覧表は、「銀行から提出を求められてはじめてつくる」という会社が多いのではと。
ですが、借入金一覧表は銀行に提出するためだけのものではありません。
自社の融資状況を把握して、メンテナンスするための管理ツールとして活用できるものです。
最近はGASを使って、サクッとつくれるようにしました。
今回は「融資メンテナンスに借入金一覧表の活用を」というお話です。

※画像内の金融機関名・借入条件・金額・日付はすべて架空のものです。
借入金一覧表でわかること
借入金一覧表に決まったフォーマットはありません。
記載する項目としては、金融機関名・資金使途・当初借入額・毎月の返済額・残高・利率・担保の有無・プロパーor保証付などといった情報。
借入シェアも入れておくと、どの銀行にどれくらいの割合で借りているかが一目でわかるのでおすすめです。
私は月ごとの推移も記載しています。
借入ごとに毎月の返済額と残高を記録しておくことで、年間の返済額や借入のタイミング、将来の残高もすぐに確認できます。
折り返し融資のタイミングを把握するのにも便利です。
融資メンテナンスに活用を
融資メンテナンスをすることで、借入の状況を継続的に管理して、必要なタイミングで対応することができるようになります。
銀行は他行の動向を気にしているもの。
メインバンクであれば、業績が悪化した際に、他行が融資をしなくなると、メインバンクのリスクが高まります。
メインバンク以外の銀行であれば、メインバンクが新規融資をせず、回収の方向に動いているとしたら、注意が必要と感じるでしょう。
銀行からすると、こういった動向を把握するために借入一覧表の提出を求める場合があります。
だからこそ、後手にならないために、早めから会社で融資メンテナンスをすることが大切です。
業績が良い状態であれば、金利や返済条件の交渉もできます。
借入金一覧表を提出することで、「銀行に不利な情報を渡してしまうかもしれない」と思うかもしれません。
ただ、複数の銀行と取引していることは、銀行側に競争意識を持たせることにつながります。
競争意識を高めれば、より良い条件を引き出せる可能性も。
状況は突然変わるのではなく、少しずつ兆候が表れます。
会社としても、こういった状況を把握するために、借入金一覧表で全体を見渡せる状態にしておくことが大切なのです。
バラバラの情報のままでは整理がしにくく、どこから手を付けるべきかもわかりにくいですから。
一覧表にすることで、目で見て各借入の残高を確認でき、銀行への説明もしやすくなります。
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GASで自動化してみる
以前は、借入金一覧表を手入力で作成する部分が多々ありました。
数式の変更も都度必要で、「手間がかかるな」と感じていたのです。
借入金一覧表はデータを書き写すことが中心なので、自動化できるかなと。
一覧表を作成するために、まず返済予定表のシートを作成します。
借入の条件・毎月の返済額・利息・残高を記載したものです。


※画像内の金融機関名・借入条件・金額・日付はすべて架空のものです。
その返済予定表をもとに、GASで借入金一覧表を自動でつくれるようにしました。
推移・条件・シェアなども反映されます。
(少しずつアップデートしていきます。)
基準月を設定するだけで12か月分が即座にできあがります。
手間が減った分、内容を見ることに集中できるようになったかなと。
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その後は、一時外出。
帰宅後は、税理士業をしました。

