経営計画を作成したは良いものの、その後まったく振り返ることがないという話はよくあることです。
それなりの時間をかけて作成しても、利用しなければ意味がない…。
振り返りがなければ、計画通りなのかどうかすらも分かりません。
予実管理をすることで、初めて計画の意味が出てくるのです。
今回は「経営計画は『予実管理』を忘れない」というお話です。

計画するだけで終わらせない
経営計画が「絵に描いた餅」になることは珍しくありません。
結果的に、「つくっても意味がない」と感じてしまうことも…。
その原因の1つは、銀行の提出用に作成しただけで、その後の予実管理がされていないことが挙げられます。
「どうせ計画だから…」となってしまえば、銀行の信頼を損ねることにもなりかねません。
そうならないためにも予実管理はしっかりとしておきたいものです。
また、経営計画を銀行に提出している場合は、その進捗状況も定期的に報告をしておきたいもの。
計画通りに進んでいるのであれば問題はないですが、計画の数値から大きくずれる場合には、原因をしっかりと特定して、対策と併せて報告をしておくことが欠かせません。
この計画との差異に気づけるのも振り返りがあってこそ。
また、振り返りを繰り返すことでより計画の精度を高めることにも繋がっていきます。
タイムリーな月次決算をおこなう
予実管理するうえで欠かせないのは、「月次決算をタイムリーにおこなう」ということ。
振り返りをしようと思っても、毎月の数字が確認できなければ不可能です。
また、数字は固めたものの、その数字が数ヶ月前のものである場合、振り返りをしたところであまり詳しく覚えていないということになりかねません。
前月の数字を当月の10日、遅くとも15日までに確定させることを目指しましょう。
この経理体制の構築がなければ振り返りもできず、計画そのものがまさに「絵に描いた餅」になってしまいます。
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行動計画の見直しも忘れない
数値計画の予実管理も重要ですが、行動計画の進捗管理も忘れないようにしたいものです。
行動計画の進捗管理をおこなうことで、より数値計画の差異の原因を特定しやすくなります。
また、銀行へ経営計画を提出している場合は、数値だけでなく、行動計画がどのように進んでいるかも伝えておくと良いでしょう。
行動計画が予定通りに進んでいない場合は、何が原因なのかをあわせて確認しておく必要があります。
行動計画の実施を促しても、その結果までを把握していないということは珍しくありません。
そうなってしまえば、望む結果を得ることも難しくなります。
定期的に行動計画の担当者と実績の確認をすることが欠かせません。
銀行に提出する際に、できるだけアピールをしたいということで、多くの行動を計画に載せがちになります。
ただ、実行できなければ、銀行からの信頼を失ってしまうという結果にもなり得ます。
また、社内でも「計画なんてそんなもの…」という認識になってしまう可能性も。
そうならないためにも、予実管理を徹底しておきたいものです。
※過去の記事:行動計画があってこその数値計画
経営計画は、作成した瞬間に価値が生まれるものではありません。
毎月振り返りをおこない、必要に応じて計画を修正しながら経営に活かしていくことが大切です。
経営計画をつくったら終わりではなく、「予実管理」までセットで取り組んでいたいものです。
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